【40代以上のメイクレッスン】若々しく見えるリップメイクの方法

ご訪問ありがとうございます。

30代・40代以上のメイク初心者専門のメイク講師SHUNです。

昨日は「自然にまつ毛をふさふさに見せる方法」について
お話をさせて頂きました。

年齢を感じさせてしまうポイントの中で目元の次に
印象を大きく左右してしまうパーツ、それは「リップメイク」です。

皆さんは普段のメイクの中で、アイメイクはやらなくても
リップ（グロス）だけはしっかり塗っているという方が多いと思います。

今年は「クリアなレッド」がトレンドカラーになっていて、
どの化粧品メーカーも、とても鮮やかなレッドの口紅を販売しています。

最近では10代・20代の女性にも浸透しており、空前のレッドリップの
ブームになっております。

レッスンの中では生徒様から「赤い口紅って顔を逆に老けて見ませんか？」
というお声をよく頂くようになったので、今日はその話をさせて頂きたいと思います。

結論からいうと・・・

「口元を整えずぎると老け感が余計にでてしまいます」

もちろん、フォーマルな衣装をお召しになる時や、スーツや着物のような「面」
でできた衣装の場合は、赤い口紅はとても相性がいいので、是非ともつけて
頂きたいのですが、普段メイクでは、ちょっとポイントが異なります。

これからの大人リップメイクのポイントはズバリ！

「きれに整えながら、目立たせない」というのが鍵になります。
つまり、お口元を軽く見せるリップメイクが、とても上品に見えます。

では実際に「大人リップメイク」のやり方を説明しますね。

【大人リップメイク系のコツ】

【大人リップメイク系のコツ】
コンシーラーで口角の影をしっかり消します。
（注意）唇の色素が強い方は唇と肌の境目をコンシーラーで消して、
唇の色よりもワントーン位明るいリップライナーで塗りつぶすと色が
鮮やかに発色して、リップの色持ちが良くなります

唇の色に最も近いリップライナーを用いて、口角から
唇の中央に向って境目のムラを埋める要領で描いていきます。

（注意）ここでは分かりやすくする為に、モデルさんの元々の口元よりも
赤味の強いローズ系のリップペンシルを使っています。

唇の中央は馴染ませる程度に境目を埋めていきます。

（注意）この部分を強くかくと、唇の縦幅が広くなってしまい、
お顔が意地悪な印象に見えてしまうので、ご注意ください。

沈まない明るいベージュ系やピンク系の軽やかな色を選び、
唇の形にそって、リップブラシで口角から塗っていきます。

＜ポイント1＞
リップの質感は、適度なパール感を含んでいるものや
みずみずしい質感のものの方が、透明感が出て、若々しくみえます。

＜ポイント2＞
グロスは唇の中央、上は山と山との間1センチ位のみに
のせてふっくらみせる。この位置にのせることで、
唇のハリがなくなってくる、上唇部分がプルン♪となります。

＜ポイント3＞
最後にリップライナーで輪郭をなぞるようにぼかします。
このひと手間で、唇とリップに一体感が生まれ上品な
唇が完成します。

30代40代女性のリップメイクの見本はズバリ「井川遙さん風」です。
特に唇のポイントを見て頂くと「ヌードでも透明感とツヤ感」
がしっかり出てますね。

ヌード系のカラーで統一したナチュラルメイクがベースになっていますが、
ナチュラルメイクほど、難しいものはありません。

でもこの「ナチュラルメイクを極めること」こそが、
メイク上達への一番の近道になります。

「ナチュラルメイクって、あまりファンデーション塗ったらダメなんでしょ？」
とお声をたくさん頂くのですが、実はこの考えが全くことなることを、次回お話しますね。

最後までお時間頂き、ありがとうございました。