ZOOM映えメイクの方法 | 40代50代はじめてのメイクレッスン教室

ZOOM・Skype映えするメイクの方法

テレワークのビデオ会議や、外出自粛でオンライン飲み会（お茶会）をする方が増えていますが、最近お問い合わせが多いのが『ZOOM・Skypeでメイクをすると顔色が悪見える』というお悩みです。

ZOOMには美肌補正機能がついていますので、まず最初にこちらの設定をすると良いです。こちらの記事ではZOOM映えするメイクのポイントについて解説していきます。通常のメイクレッスンはメイク方法ではお伝えする内容とは異なるため、あくあでもZOOMでのビデオ通話映えの時のメイク方法と割り切っていただけたらと嬉しいです。

ZOOM・Skype映えメイクのポイント

①顔色をよく見せるベースメイクの方法

搭載カメラの解像度によりますが、PCのカメラだと肌色に赤みや黄くすみが出て見える傾向があります。通常メイクの場合は素肌感や透明感を重視したメイク方法をご提案していますが、ZOOM・Skype映えメイクのベースメイクのポイントは３つです。

①ピンク系下地は避けて顔色アップ下地を使用
②明るめコンシーラーで目のクマやくすみをカバー
②お粉をしっかりつける

②アイメイクはアイライン・マスカラのみでOK

アイシャドウのグラデーションはZOOMでは分かりにくいので、手抜きでもOKです。しかしながら目元の輪郭がぼやけた感じになりますので、マスカラ（ロング＆カールタイプ）がベスト、できればアイラインを目の幅に合わせてひいて目の際は強調しましょう。

①マスカラはロング＆カールタイプ（お湯で落ちるタイプでOK）
②アイラインはリキッド推奨（お湯で落ちるタイプでOK）
③アイシャドウは無しでOK

アイラインはガタガタになってしまってもZOOMの画像には分かりにくいので気にしないでください。ただしビューラーでまつ毛をしっかりカールしてまつ毛の影が目立たないように注意してメイクをしてください。

チークは多少濃いめだと顔色もよく見える

チークはカメラでセルフィーにした時に多少色が分かる色具合で塗りましょう。普段のメイクよりもチークが濃い違和感があるかもしれないですが、『画面越しに見える色＝他の方から見える色』になるので、ZOOMで画面共有する前にチェックしておくと良いでしょう。

チークのアイテムは肌のツヤ感と発色が分かりやすいクリームチークがおすすめです。パウダーチークはパール粒子で色が飛んでしまう傾向があるので、パウダーチークしかない方は、シェーディングを下地にしてパウダーチークを重ねて色浮きせずに発色をさせることができます。

リップは赤みが強めのカラーをしっかり塗ること

最初に誤解がないように説明しますが、ZOOM会議においては流行の赤リップは派手に見えすぎるのでNGです。適度な赤みを持つピンクやオレンジ系のカラーを選ぶようにしましょう。質感はセミマット（少しツヤがある質感）が理想ですが、マットリップしか持っていない方は、保湿下地を多めに塗ってからリップカラーをのせると若干ツヤが生まれます。逆に色付きリップはZOOMの画面越しにはスッピンにみえるのでおすすめしません。

口元は画面上で良い意味でも悪い意味でも目立つ部分なので手を抜かずにしっかりぬりましょう。プラスのアドバイスとしてはリップライナーで輪郭をしっかりとってリップカラーを塗った方が口元の形が上品でキレイに見えるので、普段使っていない方は是非この機会に試してみてください。

眉メイクは小顔感を演出するので必須

眉山から眉尻の毛が薄い方が多い傾向があります。カメラ越しにすると眉が消えて顔の横幅が強調されてみえるので、眉尻までちゃんと描くのがポイントです。眉尻まで眉が画面上でもわかる位に描いてあると、顔の横幅がスッキリして見えてキチンと感や信頼感が上がります。アイメイクは手抜きでも眉メイクはいつも以上にしっかり描くと考えてメイクしていただけたらZOOM映えするでしょう。

メイクの基本のキはメイク本を参考にしてください

デパートが閉まっていて化粧品を買いたくても買えないというお悩みの方に、おすすめするのがメイク本です。ネット上でもたくさんのメイク方がご紹介されていますが、メイク本はメイクの基本的な理論を体系的に編集していて、なおかつ日本全国どこのお店でも買える化粧品のみを使用しているので、是非メイク本を参考にしていただけたら嬉しいです。

『いつものコスメで透明感はつくれる』サンマーク出版
メイクアンリミテッド代表講師SHUN著